前回のおさらい
前回の記事では、
①電動昇降デスクの脚フレームにFlexiSpotのE7Hを使用する
②天板の素材をモンキーポッドの無垢板を採用する
③サンプル材をマルトクショップから購入。ワトコオイルを複数パターン実験
天板の塗装の仕上げをどうしたか?というところまでお話ししました。
ところでモンキーポッドってどんな木材?

日立のCMでお馴染みのモンキーポッドですが、マメ科ネムノキ亜科の樹木で、別名レインツリー・アメリカネムノキなどとも呼ばれます。
モンキーポッドのポッドは「実」を意味し、野生の猿が好んで実を食べたことが名前の由来です。
東南アジアや中南米、ハワイ、西インド諸島など、温暖な地域に生息しています。
左右に広がる枝葉でできる大きな木陰で、人が休む憩いの場となることから、ハワイでは人が集まる木として知られます。
また葉が日の出とともに開き、午後には閉じる「就眠運動」を行うのが特徴。
雨が降る前にも葉が閉じることから、レインツリーの愛称で親しまれている木です。
大きな樹木は家具や建材、食器、民芸品・工芸品などに加工されており、不規則な縞模様を織り成す木目と、濃淡ある褐色のグラデーションが美しい木材です。
一枚板テーブルとして一番有名な樹の種類かもしれません。
アトリエ木馬様のHPより引用
僕からすれば一番大好きなギタリスト・hide (ex,X JAPAN, hide winth Spread Beraver)が91年〜94年まで使用していたメインギターのボディ トップに採用されていた木材という印象が一番強い木材です。

さて話を本題へ進ませていただきます!
天板の寸法を詰めていく
さて、第2回目の本記事では、いよいよ天板のサイズを決めていきます。
「テキトーにサイズを決めればいいじゃん」
という声が聞こえてきそうですが……
話はそう簡単ではありません。これがけっこう悩ましく難しいんですよ。
当たり前ですが一度木材の大きさを決定し注文してしまったら変更出来ませんので。
まずはE7Hの対応サイズを確認する
E7Hが対応している天板サイズはこちらです。
- 幅:120〜200cm
- 奥行:60〜80cm
- 厚み:2cm以上
この範囲内で「いかに自分にとって最適なサイズを探すか」というゲームが始まります。
幅は180cmで決まり
まず横幅から攻めます。
部屋の間取りは長方形で、一番奥にクローゼットがあります。当然クローゼットへのアクセスは確保しなければなりません。なので「置ける最大サイズ」を狙うにしても、クローゼットを塞ぐわけにはいきません。
その制約を踏まえつつ、デスク上の最終形態をイメージしてみました。モニターを複数並べたり、Nintendo SwitchやノートPCを置いたり……と想像を膨らませると、160cmでもギリギリかもしれません。いや、180cmあった方がいいな、と。
というわけで幅は180cmに決定。
奥行は70cm
次に奥行きです。
60cmが標準的なデスクの奥行きですが、ここで一つ気になることがありました。キーボードを使わず、手書きでラフ案や文章の下書きをしたいとき、60cmだと手前が窮屈になりそうだなと。
「じゃあ65cmは?」
……なんか中途半端ですね。
思い切って70cmに決定。 10cm増えるだけでも、体感はけっこう違うはずです。
厚みは3cm
最後に厚みです。
E7Hのスペック上は2cm以上であればOKです。ただ、2cmって実際どうなんでしょう? いくらフレームにしっかり固定するとはいえ、長期間使っていたら反ってこないか不安があります。
「そこまで変わらないかもしれんけど、3cmにしよう」
保険の意味も込めて厚みは3cmに決定。
天板サイズ確定
| 項目 | サイズ |
|---|---|
| 幅 | 180cm |
| 奥行 | 70cm |
| 厚み | 3cm |
いざ、注文へ
サイズが決まったら次は購入です。
今回もお世話になったのはサンプル材を購入たマルトクショップ。
注文したのはモンキーポッドの無垢板フリーカット。サイズ入力欄に数字を打ち込んでいくスタイルで、ミリ表記なのでセンチと間違えないよう、細心の注意が必要です。
入力したサイズはこちらです。
- 厚さ:30mm
- 幅(奥行):700mm
- 長さ:1800mm
- 重量:約21.5kg
ちなみにこの重さ、後で痛感することになるのですが……それはまた別の話。
加工オプションが思ったより奥深い
マルトクショップのすごいところは、サイズ指定だけじゃなく加工オプションが細かく選べるところです。
まず面取り加工。板を表から見たとき、上から時計回りにA・B・C・Dの4辺それぞれに異なる加工を指定できます。






| 辺 | 加工内容 |
|---|---|
| 面取りA(辺AB/手前側) | C面(2:裏面)+磨き |
| 面取りB(辺BC) | 糸面+磨き |
| 面取りC(辺CD/奥側) | 上下R面(3R)+磨き |
| 面取りD(辺DA) | 糸面+磨き |
手前側(A)はよく触れる場所なので、表裏どちらも斜めに落とすC面仕上げにして角が当たらないようにしました。奥側(C)は上下どちらも半径3mmの丸みをつけるR面仕上げです。見た目にもやさしい印象になります。
そしてコーナーR加工。四隅の角を丸くカットする加工で、半径(R)で大きさを指定します。
- コーナーC・D:各3mm
角が尖ったままだとぶつけたときに痛いし、見た目もゴツいですからね。ここはしっかり丸めておきました。
ジャストカットも有りで注文しています。これは指定サイズに合わせてきっちり切り出してもらうオプションです。
なお、マルトクショップでは塗装加工も選べるのですが、今回はあえて「なし」でオーダーしました。 塗装は自分でやりたかったからです。せっかくのモンキーポッド無垢板、どんな仕上げにするかは自分で決めたい。塗装編はまた改めてお届けする予定です。
なお塗装なしの合計金額は54,030円(税込)でした。
この額をどう解釈するかは読者の皆様一人一人にお任せします。
無垢材(1枚板ではありません)で複数の加工ありでこの金額なら僕は安い方かなと思いました。
手元に届くまで
DIYとはいえ、天板だけでこの金額。でも無垢板をこれだけ細かく加工してもらえるなら納得です。自分でここまでやろうとしたら工具も技術も追いつきません。
ポチッと注文して、あとは待つだけです。
……が、これが長かった。
注文から手元に届くまで、なんと1ヶ月と5日。
毎日天板のことばかり考えて過ごしていた気がします。
いや、分かってはいたんですよ。無垢材をカット・加工注文するんだからそれなりに時間はかかるだろうと。でもいざ待ってみると、なかなかの長丁場でした。
特にドラマチックなことは何も起きませんでした。ただ、ひたすら待ちました。
そして1ヶ月と5日後——ついに天板が届きました。

いやぁ〜!初めて見ました。塗装は何もしてない素の状態。人間に例えるなら「すっぴん」でしょうか。サンプル材と違い大きくて迫力がるせいか同じ素材でも迫力が全く異なりますね。


コメント